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2007.12.18

穏やかな日常の中で

 昨日は、私が所属するボイストレーニングの会で、歌の個人発表会がありました。それぞれの人が自分の好きな歌を歌いました。私は「モスクワ郊外の夕べ」。私の好きな薄紫のセーターに濃い紫のショールを羽織って、(行った事も無い)モスクワ郊外を散歩する女性をイメージしながら、歌いました。私は、歌を歌うことに上手も下手もないと思っています。ただ、いまは無性に歌いたいのです。思いっきり歌うと、なんともさわやかで穏やかな気分になります。
 音楽療法ってあるでしょ。考えてみれば、私は自分でそれをやっているようなものです。長年の人生で溜め込んできた悲しみの塊をほぐしているのでしょう。自分にとって今なにが必要か、人はそれを無意識に察知できるのでしょうね。動物の本能みたいなものです。
 穏やかな、本当に穏やかな時間の中で、それぞれの人生で出会った唄を披露しながら、語り合う。こういうゆったりとした時間を持てると、本当に穏やかなほのぼのとした幸せを感じます。人の幸せはそれを感じられる自分のゆとりにあるのでしょうね。
 何はなくとも身体も心も自由に行動でき、語り合い、慰めあい、励ましあえる仲間がいる。お互いがお互いの心や人生をそっと思いやりながら、相手にとって善意の人でありたいと願い努力する。そういう人との関わりが、人を和ませるのでしょうね。
 最近は自分の人生を振り返ることが多くなりました。42歳にして政治に目覚め、47歳にして太極拳を通して運動する喜びを知り、54歳にして歌う喜びに目覚めるとか、冗談を言いながら、「人生は楽しい」と思います。自分の可能性を信じ、学び成長しようとする限り、人は楽しくわくわくと生きられるものですね~。
 
 英語も学びだしたものの、これだけは、時期を失したなあとあらためて思います。若いときに始めていたら、ものにできたものを、と覚える一方から消えていく記憶力に、悔しい事限り無しです。でも、耳だけは出来てきて大分聞こえるようになってきました。かすかな希望です。この年で始めてもかなり無理だとだんだんとはっきりと分かってきても、なぜかあきらめきれないのです。(笑) 
 
 
 
 

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